ガンダムSEEDにコードギアスLOVEだったのですが、今現在は高速エイジにはまり気味。
出来るだけ、毎日?はムリでも週3くらいが目指せたらよいなぁと思ってます。
高速エイジの彩雨が大好き。ついで黒雨。でもやっぱりCPリングは彩雨のみかもしれないかなぁ。
in縁とか、雨丸裏切り設定等、結構王道?からは外れてってる感じで。
そのうちHPにもupしていきます。基本的にはブログでupされた内容をそのまま持っていくと思うかな?
一言でもコメントをいただけると大変喜びます。
あと、話し相手?募集中。
二次創作を話せる人、霧堵の話を気に入ってくれた人、だれでも気軽に連絡してください。
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ええと。
かなり捏造?というか。
この場面は一体いつなんだろうという感じではありますが・・・・・・。
初回のみ??PCでちょこっと編集です。
「彩は、な・・・? どう・・・し、て・・・・・・・っ!」
無意識の内に零れ落ちるた言葉を拾う者がいたのなら。
また、違う未来(時間)を過ごせたのだろう。
けれども。
拾いあげる者は居ず。
哀しみの序章は幕を開ける。
奪われた眠りの中の子供の目覚めと共に。
ねぇ。
そこに居るのは、君はだれ?
朧気な、微かな欠片しか覚えていられない。
朝日と共に消えてしまう夢の中。
どうして、そこに居るの?
なんで手を掴まないの?
そう、聞いて来るのは。
10才くらいの時の雨丸(自分)
この頃や、それ以前の記憶は全く無くて。
でも、子供の頃の記憶はえてして朧気なものだから。
覚えて居なくてもおかしな事では無いと言われていた。
―――ほんとうに?
まるで暗示のように繰り返し忘れて良いのだと。
言われ続けて居るのに?
ほんとうは―――。
思い出さないといけない事があるんじゃないの?
赤い、紅い、緋い、夢。
酷く冷たい。
小さな世界の中で。
無邪気に笑って
誰かと常に共に居た。
ただ一つの唯一が側にあって。
それだけで、十分だった。
そう。
そうだ。
そうだったんだね。
忘れさせられた過去が、うつつの夢となって。
忘却(忘れ)るなと告げていた。
名前を呼んでくれたのは。
君は。
僕の。
ボクの。
唯一の半身(パートナー)。
「彩花っ!!!」
紅い水溜まりの中に居る、唯一の半身を抱き締める。
身体の至る所から血を流し。
微かにしか聞こえない呼吸音が恐い。
やっと触れる場所に居るのに。
この手の中から零れ落ちる命が、怖い。
周りに掛けられる言葉より。
周囲に向けられている銃より。
消え掛けている半身の存在が。
恐くて。
怖くて。
どうしようも無いほどに恐ろしくてしょうがない。
奪うなんて、許さない。
絶対に赦さない。
ボクの過去(すべて)を奪った事だって許せないのに。
ボクの半身(唯一)を奪うなんて。
絶対に認めない。
「―――お前達が、彩を撃った。だから・・・・・・ボクが殺し(やり返し)ても良いよね?」
彩花を片腕に抱き締めたまま、ナイフを手にする雨丸に。
何が起こったのか分からない。
「な・・・・・・っ!」
何をと言う言葉が音になることはなく。
王太が寸前で避けたナイフは、肌にうっすらと跡を残す。
信じられない思いでいっぱいなのに。
目の前の現実が変わることはない。
目の前で、右腕で縁の人間を抱きしめ。
左手にはナイフを構えて。
容赦なくその腕を振るう。
「なん、で・・・・・・っ。どうしたんだ!!」
躊躇い、嘆く王太に無機質な冷笑を向けて嘲笑う。
王太はもとより、雨丸を知っている交通課や刑事課のメンバーはまともに銃を向けることも出来ない。
だが。
それ以外の、あの優しい雨丸を知らないエイジや栄児は。
攻撃を加えてくる雨丸に容赦などしていないのに。
そうだというのに。
片腕しか使っていない雨丸に傷一つつけることが出来ない。
こちらの方が大多数であり。
銃。
剣。
ナイフ。
近距離。
中距離。
遠距離。
それぞれのエキスパートが様々なの武器を使っているというのに。
あまりにも圧倒的なその力の前に。
どうすることも出来なかった。
止める方法などないと。
誰もが思い始めたその時。
辺りの音を伝える道具が一斉に音を放つ。
【檻に戻り、自由を投げ捨てるというのであれば、共に在れるよう取り計らおう】
唐突な言葉。
理解できたのは。
その声に聞き覚えのある二人・・・・・・のみ。
しかし、一人は朦朧としているその意識の中で止める言葉を告げることが出来ず。
もう一人は。
―――その言葉に目を見開く。
「はか、せ・・・・・・?」
【迎えに行ってあげよう。求めるならば、この手を掴みなさい】
一方的な通告でしかないのに。
この声に従ったら。
もしかしたら、まだ一緒に居られる、と思ってしまう。
もう。
一人はイヤだから。
可能性があるなら、と・・・・・・。
わずかな時間も置かずに到着した、数台の装甲車。
雨丸を中心に。
半径10メートル程度の円を画くように止まった。
たった一台。
雨丸から見て目の前の車の扉が開き。
中から・・・・・・。
白衣を着た、ブラウンの髪の青年が姿を現す。
「失いたくなければ、乗りなさい」
先ほどの、スピーカーを通して聞こえた声が。
静まり返った空間に響く。
固唾を呑んで。
皆がその行動を見つめている中で。
雨丸は。
大人しく、その白衣の青年に近寄る。
その行動を見て。
無言のまま、青年は車へと戻る。
雨丸は車の中へ戻る青年を追うように車へと乗り込んだ。
その場には。
何がどうなったのかも分からないままに。
エイジと栄児が残され、ボロボロになったその場所で呆然としていた―――・・・・・・。
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