04/18 あとひとつ、頑張ります。

これで、3つまで書けたので。
後一つがんばります。

通常の話？？を更新していないので。

そちらの更新に手を出そうと思ってます♪
ただ、告げたとおりに実行は出来てないのですがね。


『安らぎを共に』の前ってところかな？

話には入れなかったんだけど。
というかつながりがうまく書けなかったので。

ちょっとした内容ですが。

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「―――っと彩花との約束を守ろうって時に。なんで邪魔をするんだっ！！」 

「･･････私には君達を止める義務が、ある。･･･犯罪者斡旋組織“縁”のトップは、私の･･････、私の孫なのだから」 

彩花と二人で、ホールに向かっていると、かすかに聞こえてくる声。 

この声は、蜜歌と･･･ 

おじい様――― 










「聞こえた、あや」 

向かいながらも、風が届けてくれる音を聞き取っていると。 

若干どころか・・・、とんでもなくわずらわしい自体が起こっているようだった。 

「ええ、めぇ。聞こえましたよ。・・・・・・義務、だそうですね」 

「ふざけないで欲しいと思わない？？」 

僕は怒りのあまり、声が震えることを止めることができない。 

義務だと、おじい様は。 

祖父だと名乗っていたあの男は言った。 

僕達がWSで殺戮の日々を生きていたときは、まるで化け物を見るような目でこちらを眺めて。
僕達が、人として生きることを認めなどしなかったくせに。 

僕達が、反旗を翻したら。 

止める義務がある？ 

なら、僕達が反旗を翻すきっかけなど作らなければ良かったものを。 

WSで殺戮兵器として生きることは認められて、犯罪者として、殺しを行えば認めない？ 

その行為に違いなど。 

どれだけあるというんだ。 

「めぇ。落ち着いてください。・・・私達は蜜歌の願いをかなえるために戻るだけですから、ね・・・・・・」 

「でも・・・・・・」 

分かってる。 

頭では理解できてるんだ。 

でも。 

でも―――っ 





「ならば、ここで叩いてしまいますか、めぇ・・・」 

「それは、やだ」 

「めぇ」 

彩花が困った顔で僕を見ているけど。 

僕の意思は変わらないよ。 


面倒ごとはヤダもの。 

今日は、彩花と再開できた日で。
嬉しい日なんだから。 

煩わしい事も。
面倒な事も。
今日はしないことに決めてるんだ。 

「わかりましたよ。めぇ・・・」 

僕に折れるつもりが無いと感じ取ったのか。 

彩花は僕の願いを受け入れてくれた。 

「とりあえず、蜜歌に会いに行きましょう。ね・・・・・・」 

「そうだね、彩花」 










おじい様は。 

僕達が、反旗を翻したと思っているんだろうね。 

でも。
僕は違うと思っているよ。 

はじめに、僕達を人として見なかったのは、あなた達で。 

道具（兵器）として扱って見せたのも。 

あなた達だ。 



でも。 



僕達だって。 

自分達の意思を持った。 

人間だったんだよ。 



そこで。
人として生きられないなら。 

外で。 

たとえ陰だとしても。 





僕達が僕達で在れる場所を選んで何が悪い。 


どこに、罪があるというんだ―――



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