04/11 キリリクで貰っちゃいました♪

鳥かごの花のラミィさまにいただきました。

1400HITの際にリクエストさせていただきました『蜜歌が登場したあの時、彩花が登場していたら？　私的に、彩→←雨←王で』とお願いしまして、書いてくださいました。

ちょっと意外性のあるお話です。

霧堵はこうきたか･･･なるほど。
なーんて思いながら読んでました。

霧堵にはこういう発想は無かったなぁって感じで。
とっても気に入ってます。

ありがとうございます。

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君が生きてると知ったとき
真っ暗だった僕の世界が再び君の光で明るくなったんだ
この光を僕は二度と失わない



「準備できたみたいだよ
僕らもそろそろ」

「行きましょうか」

今迎えにいくね
もうすぐ会えるからね


「…めぇ」

僕だけの光










この匂い
硝煙と
血の香り

懐かしくて
自分の中の何かが叫んでいるようで
怖くて
不思議な感じ



「こんにちわ」

この人の雰囲気も
初めて感じたふうに思えない
特に

「僕達は縁と申します」
落ち着いた
冷たい雰囲気をまとったあの人は


…懐かしい




「全員伏せろ！！」班長の声が聞こえた瞬間
砂煙と
血しぶきが舞い上がった
縁と名乗るあの2人が攻撃を仕掛けてきたのだ

人が倒れていき
視界が悪くなる


やばい
このままだと戦えない人たちが攻撃を受けてしまう


班長とすぐに合流しなければ

「班長！！」
砂煙の中必死に班長を見つけようとするが
それは
優しい手によって拒まれた


頭を両手ではさまれて
前を向かされる

「めぇ」


「…っ」
言葉が出ない
体が動かない
どうして…


「めぇ」

駄目
その名前で呼ばないで
意識が


「めぇ
お休み、お休みの時間だよ」
意識が
奥に
奥に
沈んでく





「迎えに来たよ」
あぁ懐かしい
会えないと思っていた愛しい子
僕の一番大切な子


「早くこんな所から出てしまいましょう」
そしてまた
２人でずっと一緒にいるんです

めぇの成長した
でも軽い体を抱き上げ
逃げるためのヘリコプターがある方向へと足を進める




もうすぐめぇは僕の元に完全に返ってくる
この光が再び
僕だけを照らしてくれる



もう何があっても僕の光は
二度と手放さない



end



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