11/03 では、長編の更新！

この辺から、チョコチョコ勝手な設定が出てきてたり？

だって、彩花には、雨丸と違って保父さん？似合うか？

むしろ教職員とかの方が似合いそうだよ。
中高生くらいの。

てな訳です。はい。

これといってたくさん思いつかないから･･････。

話題が違ったり？します。

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そろそろWSを止めて･･････？

おじい様が仰っていることがよくわからない。

ここを止める？

私が？

どうして！！？？

入りたいと言った時には応援してくださったのに。

何故、いきなり。

止めろ、と･･････？










「え・・・っ？」

一瞬、彩花は何を言われたのだろうと考えてしまったけれど。
晴十郎は繰り返すかのように、告げる。

「エイジを止めなさいと言ったのだよ」

部屋の空気が凍る。
けれども、晴十郎は有無言わさぬ雰囲気をかもち出している。

「なっ･･････。何をいきなり―――っ。どうして、急にそんな事を仰られるのです！？」

「いきなりではないよ」

出されていた紅茶に一口、口をつけて続ける。

「いきなりだというならば、それは私のセリフだよ。彩花。･･･何故、私に何の相談も無く、ここへ？　普通部からこんなに早くエイジに上がるなんて･･････」



「ずっと普通部で良かったものを･･････。エイジになるなんて。」

「おじい、様」

掛ける言葉が見つからない。

晴十郎が言いたいことがおぼろげにでも分かり始めただけに。
彩花には返す言葉が無い。










「そもそも、WSに入る時に約束をしたのを憶えているね」

「･･････はい」

「彩花。君の身体は普通の人と比べると弱い。それは、全体的にと言うわけではなく、過度の運動をして初めて現れるということも。もう主治医から何度も言われているはずだよ」

「その、通りです」



彩花が肯定したことに、一様に驚きの声が落ちる。
けれども、会話に声をはさむものは居ない。



「普通部ならば、私も止めなさいとまでは言わなかった。それほど負担にならないということもあったが、彩花自身がなりたいとそう言ってくれたからだ」

「それは」

「だけど、エイジは駄目だ。いつ、それが負担になるか分からない以上、続けさせることは出来ない。･･････分かっているだろう？」

「ですが、今までっ･･･。何もっ」
「だから、これからも大丈夫、と･･････？」

「分かっているはずだよ。症状の出方が未だに分かっていないものである以上、危険があればそこから遠ざける。当然の処置だよ」

「でも･･････」

「私は、ね。･･････ただ穏やかに、幸せであっていてほしいだけなんだよ。だから、今すぐ止めてくれるね」

彩花からの返事は無い。

否定出来ない。
だけれども、肯定したくない。

がんばってここに来て、今この交通かでエイジをやっている。
行えているのに。

なぜ、駄目だと言う。

がんばれば良いと、WSに入りたいといった私を肯定して後押ししてくれたのはおじい様なのに。
何故？

どうして、ここにきて･･････？










「晴十郎様。お車が参りました」

膠着した中で西野が晴十郎に声を掛ける。

晴十郎は椅子から立ち上がると、彩花に声を掛けた。

「彩花。お前も一緒に家に帰るぞ」



急に言われても納得など出来ない。

絶対に。
それだけは出来ないから。



「私は―――。戻るつもりはありません」





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