ガンダムSEEDにコードギアスLOVEだったのですが、今現在は高速エイジにはまり気味。
出来るだけ、毎日?はムリでも週3くらいが目指せたらよいなぁと思ってます。
高速エイジの彩雨が大好き。ついで黒雨。でもやっぱりCPリングは彩雨のみかもしれないかなぁ。
in縁とか、雨丸裏切り設定等、結構王道?からは外れてってる感じで。
そのうちHPにもupしていきます。基本的にはブログでupされた内容をそのまま持っていくと思うかな?
一言でもコメントをいただけると大変喜びます。
あと、話し相手?募集中。
二次創作を話せる人、霧堵の話を気に入ってくれた人、だれでも気軽に連絡してください。
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リクエスト内容
綾雨in縁で王太の横恋慕話。縁は犯罪組織ではなくそのままWSに属している設定で、綾と雨はラブラブで王太が横槍入。綾&雨は黒でも白でもOKです。
すみません。
大分、かけ離れてる気が・・・・・・しないでもないんですけど。
ギャグ系・・・?
彩花は黒、雨丸は・・・・・・黒、かな???
にっこりと笑った黒髪の悪魔め。
絶対に奪い取ってやる。
お前なんかに。
おちょくられたままで終わってたまるか―――っ!!
王太の心からの叫びは。
実質、その日に時間を取られた、特務部全員の思いでもあった。
砂紗 雨丸という新人が特殊部交通課へ配属されたのは今から一週間前。
どうやら、上層部のミスのようで。
配属連絡が何故か当日に。
しかも配属人が部屋へ来た後に入るという。
急な。
慌しい登場だった。
班長である、王太は。
何も知らなかったが故に、驚き。
部屋へ訪れたその青年に配属の事を伝えられ、確認をするという行動を取らねばならなかった。
結局その日のうちに個人データは入手でき、確かに普通部から特殊部へ転属ということも分かった。
そして。
普通部から特殊部へ転属と言うにも関わらず。
実績については何故か空白だった。
その時は記載漏れだろうと余り気にもしなかった・・・。
―――後々、何故この時に訪ねなかったのかと思うことになるのだが・・・・・・。
「おはよーございまーすっ!」
朝から少しばかり能天気な声が部屋に響く。
このやわらかい調子、と言うかどこか抜けてそうな調子で朝の挨拶をするのは。
新人である、雨丸だ。
「おう、おはようさん」
たまたま、雨丸よりも先に来ていた王太が返事を返すと、驚いたように目を見開いて。
えぇっという声が落ちた。
「おいおい。俺が先に居るのがおかしいのか?」
「ううん。そうじゃない・・・・・・ととと。そうじゃないですけど、どうしたんですか?」
口調がどうもいつもより砕けているような、と思ったら言い直した。
どうやら、いつもは気をつけていただけのようだ。
「ああ。ま、今日は特別だよ。じゃなきゃわざわざこんな時間にこないって」
「そう、ですか。今日は何があるんですか?」
「上のが何かをお披露目するらしいんだ―――」
王太の声に、京平のおようが重なった。
「おう、京平。丁度良い。頼みたいことがあったんだ」
「今日は早いですね、班長」
「上の呼び出しでね。午前中には通常業務を終わらせたいんだが問題でそうか?」
「ちょっと待ってください」
京平は早速パソコンを立ち上げると、今日行うべき内容を確認していく。
「特には、大丈夫そうですよ。突発で何か事件が飛び込んでこない限りは問題ないと思います」
「んじゃ、後から来たメンバーにも伝えてくれるか? 俺はちょっと綾っぺのとこに行ってくるし」
「分かりました」
「行ってらっしゃい。班長っ」
「おう。んじゃ、行ってくるな」
雨丸の声が。
楽しげに弾んでいると。
その時気付くべきだった。
それが一度目の転機。
駆け足で綾乃の元へ向かった王太。
その後ろで。
雨丸の耳元の紫色の雫をかたどったピアスから。
小さな音が零れていることに。
雨丸以外。
まだ。
誰一人として、気付いていなかった。
コンコンと軽くドアをノックすると。
中から、綾乃の「入ってきてー」と言う声が聞こえる。
王太はためらい無くドアを開けると、開口一番に問うた。
「綾っぺ。昨日急に呼んでくれて、どうかしたのかよ?」
だが、入ってきてと告げてきた割に。
綾乃の姿を見つけることが出来ない。
くすり、と不意に笑い声が落とされた。
その時初めて、部屋に綾乃以外が居ることに王太は気付いた。
ソファーに座っていて。
入り口から姿が見えないわけではなかったというのに。
気配が無かった性なのか。
まったく、その笑い声が落とされるまで存在を感じさせることも無かった人物。
王太の視線がきつくなったことを感じてか。
不意にソファーから立ち上がると、王太の方へ歩み寄ってきた。
紺の袴姿という。
何故かこの場所とは不似合いな青年が・・・。
「失礼。そんなに警戒してくださらなくても。私も、WSの人間ですよ」
「この部屋にいらっしゃるのですから、それ以外の立場の方ではないと思っておりましたが・・・」
「急に口調を変えてくださる必要は在りませんよ。話しにくければ通常通りに話してくださって構いません」
「しかし」
「本当に、構いませんよ。一日、一緒に行動することになるのですから。気にするつもりもありません」
「一日、ですか?」
怪訝そうな王太に、にこっと微笑んで安心させるように告げる。
「私は本日この施設を案内していただくことになっていた彩花ともうします。綾乃さんにはここで待っていれば、案内のものが来ますからと伝えられていたのです。・・・・・・貴方のことで間違いないのでしょう?」
「ええ、多分。この時間に呼ばれているのはどうやら私だけですので」
「では。よろしくお願いいたします」
「承知いたしました」
彩花と名乗った青年に会釈を返し、目線でドアの方へ促す。
キラリと胸元に光る飴色の雫のペンダントトップ。
一瞬、どこかで見たことがあるような気がしたけれど、気のせいだろうと、ドアを目指す。
それが二度目の転機。
その時に。
くすりとまた落とされた笑い声は。
何処か嘲りを含んでいたことに。
気付くべきだった。
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