06/29 キリリクで貰っちゃいました♪

花朝月夕の冬木　夏葵さまにいただきました。

4444HITの際にリクエストさせていただきました『あのまま何事も無く成長？して二人とも特務課に配属になっていたら？』とお願いしまして、書いていただきました。

まずは、配属先が特務課に決定！
の彩花視点で彩雨＋蜜です。

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～彩花

「彩花っ､雨くんっ!」

朝食を終え､部屋に戻ろうとめぇと廊下を歩いていたら後ろから声を掛けられた｡
耳に心地好く響く声｡
蜜歌だ｡

「はい､何ですか｡蜜歌」
「あ～､蜜歌､お早う～」
寝惚けてるめぇの語尾は少し延び気味になってる｡まだふらふらしているので肩を押さえてあげないと何処かにぶつかって怪我をしてしまう｡

「お早う｡彩花と雨くんは何処の所属になったの?僕らは刑事課なんだけど」
「あぁ･･･僕らは特務課です」

途端に暗い表情をする蜜歌｡くるくる表情が変わるところがめぇに似ている｡


「･･･そうなんだ｡辛いところだよね」

「辛い?何がです?」
「だって彼処は人を殺すこともいとわない課じゃない｡･･･嫌じゃない?」
「別に､何とも思いませんが?どんなところでもめぇと一緒に居られれば幸せですから」
「･･･そうなんだ」
蜜歌は少し苦しそうな顔をして笑って言った｡
彼は余程この課が嫌いらしい｡人殺しなどきっと一生したくないのだろう｡それが普通だ｡

「･･･雨くんは?」
「ん～･･･オレも彩花と一緒に居られればそれで良いよ?」

にこっと笑って僕に言ってくれるめぇ｡
嬉しい｡
めぇとパートナーとして同じ所属つけたこともだけど､何よりめぇが同じことを考えてくれていたことが｡


その後あの煩い壊れたスピーカー（真音）が来てギャーギャー騒いで蜜歌と一緒に何処かへ行った｡



部屋に戻って直ぐにぎゅうっ､とめぇに抱き着いた｡

「めぇと一緒に居られることが嬉しい｡」

と言うとオレも～と言ってくれたがまだぼんやりしていた｡
まだ疲れがとれてない｡昨日は上層部が所属の課を決めるとかでかなり長い間戦わされた｡勿論勝ったけれどめぇの睡眠時間は大幅に延びることになった｡やっぱり朝御飯なんか食べに行かなきゃ良かったかな｡


「めぇ､寝る?」
「ん･･･｡寝る～」
「お休み､お休みなさい｡めぇ」

ちゅ､とめぇの額にキスをしながら言う｡

めぇは､すぅすぅ寝息をたてて独特な寝相で眠り始めた｡

可愛い｡

大好き｡

ずっと一緒だよ｡





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